2012年 3月 の投稿一覧

春の別れ

失礼いたします。 妻です。
私事ではありますが昨日、真ん中の長男の卒園式がありました。
以前の娘の時もブログには書かせて頂きましたが、私の中の『泣き虫』が大暴れでした。

長男は私の仕事の都合上、生後4カ月からお世話になった保育園。
入園後、初めて登園して何も分からないまま先生に、園舎に連れてかれる様を見ながら「本当にこれでよかったのか、私は何か間違っているのでは」と門の外で号泣。。。泣きながら帰って住職ビックリ。
あの光景は未だに鮮明に残っております。

それからの今日。 本当に色々ありましたが、息子はよく成長してくれました。
先生や支えて頂いた皆様のお陰様で・・・。
本当にいい保育園、先生、友人にめぐり合うご縁を頂いた事に感謝しておりました。

そしてふと、東日本震災の皆様の事がよぎりました。
犠牲者の方達の中には、卒園を目前にしていた子もいたでしょう。楽しみに待っていた家族もいたでしょう。
今日という日を悲しいかな、迎えられなかった皆様の一日を私たちは生きている。
私たちには意味のある一日。大切にしなくてはいけない一日。
そんな事を思ったら、泣ける卒園式が余計に泣けました。

帰りながらも母の私は「この道を乳母車で歩いたな~」と感慨にふけっていた時、奇跡が起きました!!
「カメさんまたね」というタイトルでブログを書かせて頂き早2年、卒園の日にカメさんがいました!
川の中を、気配を感じサーと逃げてはしまいましたが「カメだ~~~!!」と息子。
私の手より少し小さいカメがいたんです。
最後の最後に姿を見せてくれたカメさん。こんなことがあるのね~!と更にウルウル。
「カメさん、ありがとう! 車には気をつけてね!!」
                    合掌

24年度 春彼岸法要

失礼いたします。 妻です。
今年の春彼岸の法要風景、ちょっと違うとおもいませんか?
実は、この法要では初めて皆様に鳴り物(たいこと鐘)をお願いして貰いました。
皆様とまどいながらも一生懸命行じて頂きました。

「腕が痛い~」「難しいね~」と和気あいあい、笑顔あふれる法要に、私たちもとても楽しかったです。

東日本震災の皆様のご供養も兼ねての法要、きっと祈りは届いているはずです。
どうか、どうか平和な日常が戻りますように。
失った時や物、命は戻らずとも、その心に仏教の、御仏の教えが寄り添いますように・・・。
              合掌

惜しむな!

失礼いたします。 妻です。
タイトルの言葉にピンときた方、ご覧になっていましたね~!
木曜にテレビでやっていた「エンディングプランナー 最高の人生の終わり方」
という葬儀屋さんを舞台としたドラマの中での、重みのあるセリフの一言です。

住職と録画しておいたものを、時間のある時に見ていたのですが、良い事を言ってくれていました。
「生きている人にも、死んだ人にも惜しむな」
「おせっかい過ぎるくらいがちょうどいい」
「見えていても、見えなくても、いると思えばいるし、いないと思えばいない」
「みんな愛する人に見守られている。姿は見えなくても」
「世の中うそも大事。きれいなうそなら」

仏教を勉強した方が書いたのかな~、と住職。
『惜しむな』今を大事に、精一杯の自分を尽くせ!
『見る』見えているものが全てはない
『おせっかい』『姿なき人』縁によって人はこの世にある
『うそも大事』相手を思いやる言葉、愛語

主人公のようにはカッコ良く話の決着はなかなか決められない。
自分の最期は、いつ、どこでなんて誰にもわからない。
誰にだって訪れる「その時」を大事にする為に、
だからこそ生きている時に顔を見せて、話をしたいです。

葬儀屋さんは暗くはないぞ~! お坊さんだって葬式だけじゃな~い!!
ジャニーズとは言わないけれど、イケてるメンズはお寺に沢山いますよ~!!
                 合掌

平成24年 3月 11日

失礼いたします。 妻です。
東日本大震災より一年が経ちました。 本日一周忌をお迎えになられた方々のご冥福をお祈りいたします。
昨日は石和の辺りで?花火が打ち上げられていました。鎮魂を願い美しい花火を、玉諸神社から聞こえる御幸祭りの神楽練習の音と共に見ていました。

本当に日々が過ぎるのが早く、住職とも「もう一年」を噛みしめていました。
計画停電や余震と地震、情報は悲しい、残酷な現実ばかりで日本全体が不安定になっていました。
最近テレビでは、震災被害者の日々を追った特集も組まれて、涙ながらに見入っては、何か力になってあげられる事は…と自問自答しています。

犠牲者1万5854人、行方不明者3167人と、途方もない数です。
一年前の、震災前の皆さんは、笑ったり、泣いたり、仕事をしていたり、勉強していたり、生まれたばかりであったり・・・。
ただただ、平和な日常を送っていた方々。そんな日々を温かく見守っていた、今は遺族の方々。
一人ひとりに人生があり、歴史があり、大切な人々。
失ったものの大きさが、ずっしりと胸に響きます。

今日一日は鎮魂の一日です。 
私たちの祈りは仏様に、犠牲になられた方々に届きます。 私は信じています。

どうか皆様も手を合わせましょう。
そして、また訪れる一年後、十年後、百年後の皆が手を合わせている、そんな優しい社会に私たちがしていきましょう。                       合掌