2012年 6月 の投稿一覧

その時の決断

失礼いたします。 妻です。
昨日の新聞でも大きく取り上げられました、日本初の子どもの脳死間移植。皆様も御存じだと思います。
六歳未満の判定は慎重に、かつ正確に行われた模様です。

六歳未満・・・。 親御さんは本当に悲しみ、苦悩し、迷っての決断だったのでしょう。
同じ親として、その決断に至るまでの胸中は、計り知れないものがあったとお察しいたします。

親御さんのコメントを読ませて頂き、涙が止まりませんでした。
   『息子を誇りに思う』
脳死、臓器提供について色々な意見があるとは思います。
しかし、今回のこのお子様については、この言葉が全てではないでしょうか?

人はいつ自分の最期が来るかはわかりません。
例えそれが生まれたばかりの子どもであっても、命を頂いた時から、一緒に『死』と歩んでおります。
時折、そんな大事な事も忘れ、時間を過ごしてしまっていることがあります。
私も考えさせられた一日でした。

縁あって、臓器を、命を受けっとた方はどうか幸せになって欲しいです。
このお子様のご冥福と、ご家族のこれからの人生が平穏に過ごされるようお祈りしています。
                    合掌

御教えを納める

失礼いたします。 妻です。
今月は檀家様の法事が続きます。
法事の準備を、と昨日住職と本堂の掃除をしていたら、何となく晋山結制の写真に目がとまりました。

本当に皆様の良いお顔。 晴れ渡る澄んだ空に映えるかわいいお稚児さん。
本当に良かったな~なんて感慨にふけっておりました。

そして今日、少し暑さを感じる本堂でI様の一周忌が行われました。
須彌壇(しゅみだん)に飾られたお写真は穏やかな良い笑顔。いい写真だな~と思っていたら、お施主である息子様が長泉寺の輪袈裟をしてきてくださいました。

素敵ですよ~!なんて声をかけたのですが、実は泣きそうでした。

息子さんとお寺の縁をとりもってくれたのは、遺影のお母様。
長泉寺に入った時に、「良い住職さんが来てくれて良かった」と写真の笑顔のように、おっしゃっていたことを走馬灯のように思い出していました。
そして、首に掛かる長泉寺の輪袈裟。 晋山結制の良き思い出も皆様の縁あっての事。

私達は皆様のお役に立てているのでしょうか?
拠り所として思って頂けているのでしょうか?

読経のお声を聞きながら自問自答していました。

法事となると施主様は大変で、きっと終わったらホッとなされるのではないでしょうか。
でも私達はやっぱりお檀家様の法事が好きです。
皆様のお顔も拝見でき、終わったら充実感で一杯です。
今日も住職は一生懸命お勤めさせていただいたと思います。

だからといって法事・葬式坊主~!なんて言われないよう努力し続けます!!

私も御仏の教えをきちんと納められるよう頑張ります。
I・S様~!今日の法事、そちらから見ていかがでした~??
                   合掌